Project STORY ユニット調理の企画
ユニット調理とは、ユニット内で召し上がるお食事を月に1,2回、担当の職員が受け持って調理すること。いつも施設内で召し上がる通常の食事とはひと味違ったメニューを職員自身が考案して、利用者さんのために作ります。お味噌汁やおかずの1品料理、デザートなど、毎回職員が腕を振るっておもてなしできる機会です。
Introduction 担当紹介
介護士 時田汐里
2020年入社 あやめ苑 勤務
QUESTION 01
プロジェクトでの課題やそれに
対してどのような取り組みを
したか
教えてください。
私が初めてユニット調理を任されたのは、入職して1年経つ2月頃。それまで、先輩のお手伝いなどをしていましたが、いざ自分が任されたときは「いよいよ私の番が回ってきた!」と不安よりもワクワクのほうが大きかったです。1番大変だったことは、メニュー決め。デザートを作る!ということはすぐに決まったけど、具体的に何を作ろうかと悩んでしまい、メニューを決めるまでに1ヶ月は悩んだと思います(笑)。寝ても醒めても頭の中はメニューのことばかり。普段あまり口にすることのないものを食べてもらいたかったので、どんなものが喜ばれるかな?とずっと考えていました。
QUESTION 02 プロジェクトでの課題やそれに対してどのような取り組みをしたか教えてください。
悩んだ末に決めたメニューは、オムレット。パンケーキやプリンなどはいつも食べられるものだったので、見た目も華やかなオムレットは最適だと思いました!あとは、季節感も感じてもらいたかったので桃の節句にちなんで、トッピングするフルーツは桃に決定!ありがたいことにオムレットの材料はホットケーキミックスを代用できますし、ストックがあったので材料集めにはそれほど時間がかからなくてラッキーでした。
QUESTION 03 プロジェクト当日の様子を教えてください。
ランチタイムのデザートにと考えていたので、当日の朝、10人前のオムレットを作ることに。普段から料理はよくしていたので、ぶっつけ本番で作りましたが意外とうまく焼けて安心しました(笑)。調理中は、周りに利用者さんがたくさんいて「何作ってるの?」「楽しみだわ!」と興味津々。ランチタイムになると、おかずよりも先にオムレットを食べる利用者さんもいて、みなさん口を揃えて「おいしい!」と言ってくれました。誰かのために料理をする機会はそんなに多くないので新鮮でしたね。
QUESTION 04
最後にプロジェクトを体験した後の
感想を教えてください。
初めて自分一人で企画してやり遂げたという達成感が大きかったです。誰かのために何かを作るっていいなと思いました。この企画を任されてから、メニュー決めに始まり、当日の調理まで、思い返せばずっと利用者さんのことを考えていたように思います。ただ作るだけでなく、一人ひとりに合わせた盛り付けや細かく刻んでお出しすることも必要なので、あらためて、相手がどうすれば心地いいのか、喜んでくれるのかということを考えられるようになれたかな…。次は、レベルアップしておかずの1品に挑戦してみたいです!
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